自己と言うもの(『ウェブは資本主義を超える』) まず目立つのは「私はこう考える」という主張がほとんどなく、他人を罵倒するメッセージばかりが続くことだ。これは名無しであるため、自己と言うものが存在しないことが原因だろう。 (中略) 日常的な経験では、言説の内容と語る主体は不可分であり、相手はその言葉の内容を解釈するとき、誰がどう語ったかという文脈をもとにして判断する。しかし… トラックバック:0 コメント:0 2007年10月27日 続きを読むread more
具象化した思想(『戦闘妖精・雪風〈改〉』) 国家機構や民族意識や宗教は人間と共にあるが、目には見えない。確かにあるのだが、いるのではないだろう。だが機械は。雪風はここにいる。まるで現実世界に実体化した、夢の中の怪物のように。機械は人間の頭から出て具象化した思想そのものだ、零はそんな気がした。 (同書第154ページより。下線は原文では傍点) ==========… トラックバック:0 コメント:0 2007年10月23日 続きを読むread more
礼儀正しく意見を言おう(『みんなのためのルールブック』) 人の意見や考え方を尊重しよう 話し合いをするときには、それぞれが自由に 意見を言い合えるようにしよう。 何があっても、人の意見を笑ったり、 からかったりしてはいけない。 言いたいことがあるときには、こんな言い方をしよう。 「○○さんの意見に賛成です。僕の意見をつけ加えるなら……」 「○○くんの意見には賛成で… トラックバック:0 コメント:0 2007年09月26日 続きを読むread more
プロフェッショナルの「批評」とは何か(『プロフェッショナル進化論』) この本との出会いは、配信登録をしています、著者である田坂広志氏の メッセージ・メール「風の便り」でした。それには下記の様に記されていました。 =================================== 「最近、個人サイトやブログが普及し、 誰でも、簡単にメッセージの発信ができるようになりました。… トラックバック:0 コメント:0 2007年09月09日 続きを読むread more
ゴミすて場(『光る砂漠』) 俺は 俺は なぜ心のなかで ゴミすて場の ようなところばかり ほじくっているのだ! もっと清い人間になりたい 『光る砂漠』(矢沢宰 童心社 1969年12月)第46ページより =================================== 他の方のブログを閲… トラックバック:0 コメント:0 2007年08月11日 続きを読むread more
自分の命があぶないときなどだけに使うことば(『はれときどきたこ』) 「子供でも、『死ね』などとかるがるしくいうが、よくないことじゃ」 「あいての心にバクダンをなげこむような強いことばなのに」 「自分の命があぶないときなどだけに使うことばじゃ」 ひえっ、ぼくも、ゲームなんかやってるときなんか、相手のキャラを攻撃するときは「死ねーっ、こら、死ね死ね死ねー」と、さけんでしまう。 (同… トラックバック:0 コメント:2 2007年07月23日 続きを読むread more
ネットの長所と短所 ネットの長所と言われて思いつくのは、 E-mailを代表とする通信手段によって 「時間と空間の障壁を壊したこと」であると思います。 電話では、時差のあるところでは同時刻に 双方が起きていなければなりませんが、 E-mailは、あたかも「自動伝言機」の様に 時差を気にする必要はありません。 アメリカでは、郵便のことを… トラックバック:0 コメント:0 2007年05月15日 続きを読むread more
日本の思いの伝え方とインターネット 日本語は、情報の量よりも 情緒の量のほうが多く、 そのために、直接的に言葉の応酬をすることは お互いの感情を傷つけ合い易い様に、 私は感じています。 また日本は島国なので、 物理現実の中で異文化に接する機会は 大陸の中にある他の国に比べると少ないのでしょう。 一方西洋語は情報量の方が多く、 また大陸にある国では… トラックバック:0 コメント:0 2007年04月24日 続きを読むread more