神の作った世界の調和を知るための学問(『のだめカンタービレ』16巻)

1500年くらい前は 神の作った世界の調和を知るための学問が
天文学 幾何学 数論 音楽だったんだ

本来音楽(ムジカ)とは 調和の根本原理そのものを指していて
理論的に調和の真理を研究することが「音楽」だった

中世ではその音楽理論を熟知して
「理性の力によって作品全体に対し入念に音楽を判断できる人」を
「音楽家(ムジクス)」といって
ただ音を歌ったり演奏したりする人を
「歌い手(カントル)」といった



(同書第114~115ページより)

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学生時代に 合唱団の指揮をしていたことがあります

そのときに団員に次のようなことを話しました

「歌をうたうのには3段階ある

 1つ目が ただ歌うというもの

 2つ目は 楽譜通りに歌いこなすというもの

 3つ目は 楽譜上には書かれていないことまで捉えて歌い上げるというもの

 3段階目まで進んで初めて 音楽していると言えるんじゃないか」

全くの自説でしたが 既に中世にもっと的確な考えがあったことを知りました



音楽を 気晴らしのための娯楽として楽しむのに留まらず

発展性のある趣味として楽しもうとしたとき

カントルではなく ムジクスを目指して歩み始めるのかもしれません



音楽は ある意味残酷でもありますが 

一生懸命さを裏切ることがない 信頼できるもの



私は そう信じています

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