客観的にみれば大差がない(『ナ・バ・テア』)

 もしも愛情だけで社会ができているならば、どうして、こんなに争いが起こるのだろう?
 自分が作ったものを、誰にでもただで分けてやれば良いのに、金を取るのは何故だろう?
 勉強をして、人よりも上に立とう、相手を蹴落としてでもトップに立とう、とするのはどうしてなのか?
 みんな、自分が満足をしたい、自分のエゴを通したいのだ。ただし、そのままの姿では醜いから社会では生きていけない、けれど、ちょっとそれを隠すだけで、たちまちその醜さが善となる。客観的にみれば大差がないことなのに、ある一線で善になる。そういうのが、大人の社会の常識なのだ。



同書第177ページより

===================================

先の記事に続いて 第二作目である同書を読み終えました



同書は「スカイ・クロラ」シリーズの第1巻目に当たるそうで

映画では想像することしかできなかった

登場人物の過去について知ることができます



またそれ以上に やはり推し量るしかなかった

登場人物の思想などについて咀嚼することができます



私は既読の2冊から強烈なニヒリズムを感じ

またそれに惹かれ

第2巻である三作目に手を伸ばそうかと考えています

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック